第16回神奈川新聞社賞展望
2009年5月6日

 5月13日〜5月17日は第16回神奈川新聞社賞。田頭実は02年MB大賞(緒戦でF)以来の多摩川斡旋である。昨年は2月地区選から8月MB記念までにF4本と散々。今年3月若松から水面に復帰しているが、本来の鋭さはまだ出ていない。しかし、新期になれば本来のコース取り、早いスタートで主導権を奪うだろう。山本浩次の多摩川配分が増えている。現エンジンの昨年8月優出もインで敗れたが、12月には3コースからゼロ台スタートを決め優勝している。快速になるのは稀でもテクニックは屈指、格の違いを見せ付けるか。
 大平誉史明、野添貴裕の大阪コンビも多摩川は好相性。54周年に参戦している実力を発揮、55周年に向けてアピールするか。伊藤誠二も走りにあったプール。97年以降9回来て優出6、優勝2、47周年は準優に乗っている。進入に関係なくスタート決める。乗れているのが樋口亮だが、地元で鈴木茂正もハッスル必至。チルト3度の澤大介もそろそろ是政でアピール。 

四市競艇事業組合42周年記念展望
2009年4月28日

 5月7日〜10日は四市競艇事業組合42周年記念の四日間開催。このシリーズから待機行動違反が厳しくなる。当然インは弱くなるのだろうか。しかし、多摩川得意の顔が揃った短期決戦で得点制。全選手FLゼロでスタートも早くなりそうだが、女子選手もいて波乱含みのシリーズか。
 兵庫勢は芝田浩治、鎌田義、山本隆幸と強力な布陣。芝田は昨年9月当地でいきなりFもエンジンを仕上げ捌いて魅せた。リズムは上昇の近況、積極的なコース取りから臨機応変な攻めか。鎌田は多摩川4連続優出中、08年11月・09年2月と優勝を奪っている。今年は多摩川、平和島、びわこ秩父宮妃記念(GU)とV3、勢いは凄い。山本もペラの合うプール、センター主体にスピード戦か。
 総理杯以来の参戦は小野信樹、新田芳美。派手さはない小野だがインを占めれば早いスタート、センター戦も手堅い。新田は「最初で最後のSG」と言ったが最終日はインから逃げSG初勝利を記録している。今度はリラックスして登場か。埼玉勢は滝沢芳行を筆頭に思い切りのいいタイプがズラリ。是政に自信は石塚久也、全速スタートの連発か。

 

第16回多摩川さつき杯展望
2009年4月21日

 4月29日〜5月4日は第16回多摩川さつき杯。準優3レース制が予定されている。
 中野次郎は07年関東地区選手権を制した多摩川、通算V4と水面相性は抜群だ。今年は戸田関地区で優出、平和島54周年優勝と勢いに乗っている。安定したスタートからダイナミックな旋回、魅せるレースを披露する。熊谷直樹はF2での参戦。序盤は無理は禁物だが、期変わりの5月1日になれば強気のスタート攻勢だろう。角谷健吾、石渡鉄兵が安定した航跡。角谷はペラに自信を持ち優出ラッシュ、石渡は3月尼崎で優勝しペースが上がってきた。
 山田竜一、田中豪もスタート鋭い。山田は是政4連続優出中、機調整はバッチリだ。田中はF休み中に多摩川にやって来て練習、ペラを仕上げている。阿波勝哉はチルト3度のアウト専科。今期はO級勝負になっているが、マイペースのレース。とにかく全速でコンマ10のスタートを決めれば捲れる伸びに仕上げてくるだろう。福岡に移住も齊藤仁に地元意識、大得意のプールで臨機応変なハンドルを駆使か。

4月29日 第12レース(ファン選抜ドリーム戦)
@中野 次郎(東 京)
A熊谷 直樹(北海道)
B阿波 勝哉(東 京)
C石渡 鉄兵(千 葉)
D角谷 健吾(神奈川)
E山田 竜一(東 京)

第45回日刊スポーツ賞展望
2009年4月13日

 4月22日〜26日は第45回日刊スポーツ賞 地元は野澤大二、福来剛が代表。野澤は多摩川で06年10月から優出に縁がない。だが、スタートはバッチリ見える水面、ペラの調子も上向いているなら久々に「主役は俺」とアピールするか。福来は06年多摩川カップ優勝からグングン力を付けてきた。記念の場はまだ少ないが、スタート・ターンスピードは負けていない。
 格なら仲口博崇。SG・GT斡旋は減ってきたが、平場を走れば先行力は光っている。インを奪って速攻、センターからのまくりも強烈だ。エンジン出しに定評は白水勝也。総理杯は出し切れなかったが、減音型を苦にしていない。スロー起こしからグイと出る仕上げか。
 小畑実成、堤昇、吉田隆義も是政得意。小畑は当然のように前づけでテクを発揮。堤がO級へ勝負になりそうだが、吉田もスロー水域で強気の攻めか。売り出しているのが川上剛。多摩川は05年10月以来だが、遠慮なしのコース取りから豪快なハンドル。

第5回日本財団会長賞展望
2009年4月1日

 4月14日〜19日は第5回日本財団会長賞、6日間開催で行われる。このシリーズから温水パイプが外される。エンジン相場に若干の変化があるかも知れない。
 三井所尊春は走る機会の少ない多摩川、前回(07年7月)は初日走り帰郷、前々回(04年2月)はFを切っている。だが、昨年からGT斡旋が増え11月若松周年、1月唐津周年と優出している。勝負所は遠慮なしの前づけ策、インを奪って早いスタートが身上だ。
 多摩川との相性が良いのは玄馬徹、金田諭の二人。玄馬は04年に優勝、06年から3連続優出中である。早いスタートは稀だが、臨機応変に捌いている。金田は03年に優勝を奪い自信、07年関東地区選でも優出している。F持ちでも力一杯のスタートで暴れそう。
 杉田篤光が昨年当地で二度優出、ペラが合っている。原田富士男も斡旋は少ないが水面相性は悪くないなら、自在なレース運びか。思い切りのいい攻めが宮地秀祈なら、横田茂のハンドルも強烈。
 時折り強烈な飛び出しが西川新太郎、勝率アップ狙いへ気合の季節か。現在はR級でも前田光昭に地力、本来の豪快な攻めを取り戻せば候補の一角だ。

戸田競艇記者便りはこちら

江戸川競艇記者便りはこちら

平和島競艇記者便りはこちら


RSS

Powered by
teeter totter Ver.2.17-C