10月25日〜29日は第43回東京スポーツ賞、五日間の得点制で行われる。
湯川浩司は6月ウェイキーカップ優勝戦でF、厳しい08年になりそうだったが、芦屋GC決定戦を制し賞金王決定戦出場を当確にしている。ダービーを走った後の多摩川一般戦だが、是政は初優勝の水面である。ファンが望むならチルト3度にも挑戦の姿勢、スタートは少し慎重になっても全速通過で勝つレースだろう。ハンドル強烈にピンラッシュの期待がかかる。
大賀広幸が9月大村で四つ目の優勝を奪っている。98年MB記念優出がある是政、五つ目の優勝へ全力か。田中豪に純地元の意地。5月以降は優勝3回、ここで四つ目を奪えば総理杯出場にリーチがかかる。スタート張り込みそうだ。
手堅いレース運びは新美恵一。多摩川では01年MB記念優出、今年4月はインで優勝を奪っている。
勝野竜司にも地力、平場が主戦場になっているが優出ラッシュとペラは相変わらず好調だ。川上昇平、今泉和則はO級勝率キープに必死のシリーズか。
※追加配分で市川哲也、前本泰和の参戦が決まった。市川は第47回MB記念完全優勝と思い出の水面、当時の勢いはなくても気持ちのいいスタートで暴れるだろう。前本も多摩川で7場所連続優勝の大記録を達成している。チャレンジカップへ弾みを付けるか。
展示タイムトップで3連対率が高いのは渡邉睦広、新美恵一、大賀広幸、池上正浩、吉田隆義。地元の渡邉には注目したい。
10月10日〜15日は第31回関東日刊紙競艇記者クラブ杯、W準優制の6日間開催で行われる。
川崎智幸がSG・GTロードで手堅く走っている。一般戦を走ればスタート力・ターンスピードは傑出、当然のように優出し今年は6月常滑、8月児島とインで優勝を奪っている。W準優制ならじっくり調整、五日目に連勝で優勝戦@号艇のシナリオを描くか。
石川真二は7月蒲郡で江戸川大賞を制している。エンジン出しは特別ロードでも負けない技術、多摩川実績もあるなら快速に仕上げ主役の座を狙う。スタート一撃の魅力は正木聖賢。一頃の勢いがない近況だがスリット攻めればターンも豪快、ダイナミックな攻めは楽しみだ。
坂口周は今年優勝4回と欲が出てきた。4月、6月と多摩川のW準優で連続優出、前回は優勝と水面相性は良くなっている。秋山広一はインを占めれば絶対に勝つスタート、まくり差しも早い。谷村一哉、繁野谷圭介は記念ロードで勝率を下げたがここで巻き返し。共にスピード戦が売り物だ。作野恒にも大技がある。
展示タイムトップで3連対率が高いのは大井崇夫、榎幸司、木村恒一、宮内由紀英。穴党が喜びそうな顔ぶれ、動きには注目したい。
9月27日〜10月2日は第3回WEB競艇TV杯、GT住之江高松宮記念(ナイター)との併売だが、W準優制の6日間開催である。
角谷健吾は今年5度目の多摩川参戦。54周年で優出しているが、8月に現エンジンを経験しペラ・機調整は心得ている。気合の入る地元戦、シャープなハンドルで突き進むか。丸亀ダービー出場を決めているのが石田政吾、松本勝也、佐藤大介。石田は1月三国、2月常滑、4月多摩川7月三国と優勝、予選はテクを発揮、大一番で速攻を決めている。佐藤は記念ロードで見せ場、当地54周年は準優に乗った。ターンスピードは屈指だ。松本はダービー初出場、今年はV3とリズムがいい。多摩川は目下5連続優出中、「尼崎よりも好き」なプールで臨機応変に捌くか。
中岡正彦もエンジン出しには定評、走る機会は少ない多摩川だが相性は悪くない。1月徳山、5月児島とV、スロー水域にもぐり込み強気のハンドルだ。村上純は近況不満も今年前半にV3、フルターンを思い出すか。桂林寛は今年の多摩川で連続優出中、減音型の調整が合ってきたなら地力を発揮する。
展示タイムトップで3連対率が高いのは石田政吾、佐藤大介、渡邊哲也。本命党は自信を持って勝負できるタイプの3選手か。
9月19日〜23日は第39回東京中日スポーツ賞、五日間開催の得点制で行われる。
服部幸男は児島総理杯、大村競艇祭と前期F2、90日のF休みを消化し復帰2節目、53周年(準優勝)以来の多摩川参戦だ。今年前半は絶好調、1月常滑から3月唐津にかけ5場所連続優勝、4月戸田52周年を制した。是政は実績のある水面、平成4年に7戦完全、5年には施設改善を大外からまくり差し、7年の施設改善はインで優勝している。スピードは断然、ピンラッシュを狙うか。
森永淳が7月下関MB大賞を制している。多摩川は3度目だが、前回はW準優制で優出と走り方は掴んだ。今期の勝率はイマイチなら、巻き返しに快スタートを連発か。渡邉英児が安定。GC決定戦は準優敗退も一般戦は当然のように優出を重ねている。芝田浩治、馬袋義則もエンジンを出す。共に期初めにFを抱えたが、スピード戦は健在。
福来剛がパワーアップ。7月蒲郡の江戸川大賞で優出、スタート張り込み強烈にアピールしている。地元プールで優勝へ意欲。谷川里江が好調、アシ比べは負けない。積極果敢に赤坂俊輔が攻めれば、武田光史も復調している。
展示タイムトップで3連対率が高いのは土井内大助、赤坂俊輔、服部幸男。イン逃げ土井内、強ツケマイ赤坂には注目か。
9月14日から17日の四日間開催は第3回日刊ゲンダイ杯、得点制で行われる。ベテランに嘗ての記念レーサーがズラリ揃ったが、加藤峻二がA級を維持できるかどうか…。
岡本慎治、白石健が飛ばしている。共に平場が主戦場になっている今年、当然のように優出ラッシュ、そして優勝回数を伸ばしている。岡本は1月若松、2月徳山、3月下関、6月蒲郡、7月大村、そして8月下関とV6だが、8月下関以外は全てインで勝っている。予選1位通過、準優も1着と完全にシリーズをリードし圧勝劇だ。白石は2月浜名湖、4月住之江、5月住之江、6月津、7月大村とV5。インにこしたことはないが、センターでも十八番の快スタート一閃がある。
『テクの岡本kスタートの白石』に割ってはいるのは地元の野澤大二。本来の切れが見られない近況だが、多摩川の新エンジンはBPクラブの先輩、後輩が各シリーズに走り情報は多い。エンジン・ペラ調整で正解を出したのは村田修次だが、名人・山口雅司が帯同の四日間なら的確なアドバイスを貰い必ずトップ級のアシに仕上げるだろう。
乗れているのは井上恵一、高橋正男。スタートで永井源、表憲一、地力は吉田徳夫だが、地元プールで鈴木猛も気合を入れそう。清水敦揮にダイナミックなレース運び、竹村祥司はコース取りで沸かせる。
展示タイムトップで3連対率が高いのは吉田徳夫、藤生雄人、清水敦揮、白石健。近況不満の吉田、藤生だが伸びを引き出し暴れるか。