第15回神奈川新聞社賞展望
2008年4月28日

 5月8日〜11日は第15回神奈川新聞社賞、四日間の短期決戦である。女子選手もいて波乱ムードが漂っているが、挌は太田和美が断然。多摩川には97年以降僅か6回の参戦、それもSG・GTでしか来ていないが、05年総理杯、06年52周年と準優に乗っている。昨年は賞金王シリーズ準優勝、攻めの鋭さは違っているならピンラッシュの期待がかかる。
 野添貴裕は多摩川が大好き。01年から6連続優出、優勝1回の実績がある。進入に関係なく全速スタートを連発、主役の座を奪うか。地力はあるのが川北浩貴。一頃より記念の場は減ったが、今年は児島、津、福岡と優勝を重ねている。イン戦は強烈、まくり差しのスピードも満点だ。
 群馬勢も多摩川巧者が揃っている。藤井定美、土屋太朗、高山秀雄、鳥居塚孝博、大澤普司、今泉徹、萩原篤と決め手は十分の顔ぶれ。誰が正解を出すか。
 石田章央、杢野誓良、池田浩美は近況不満も期変わりで心機一転しそう。地元で廣光尚治、雨宮昌一、桑原将光が気合を入れたレース。
 展示タイムトップで3連対率が高いのは大澤普司、杢野誓良、太田和美、川北浩貴と当然の名前。意外なところでは青木孝司、元地元プールでハッスルするか。

多摩川さつき杯展望
2008年4月22日

 4月29日〜5月4日のゴールデンウイーク開催は第15回多摩川さつき杯。今年はオール東京支部、記念クラスがズラリ顔を揃え激戦のシリーズになっている。
 濱野谷憲吾は賞金王決定戦メンバー、昨年のさつき杯は苦しみながらも優出、5コースからまくり差しで魅せた。エンジン全開とはいかない近況だが、スピード溢れる攻めで主役を演じるだろう。
 西田靖、長岡茂一、熊谷直樹、三角哲男、野澤大二もSG覇者である。西田のイン速攻は健在、長岡は是政最強の男の意地がある。熊谷の勝負度胸、スタートは強烈。三角がエンジンを仕上げかどまつ賞V、勢いがある。野澤もムード上昇中とスタート攻勢か。
 田中豪、山田竜一、石渡鉄兵、飯山泰、齊藤仁も積極果敢。田中が純地元で気合を入れるが、石渡にシャープな旋回、飯山はチルト3度も使う。齊藤は福岡に移ったが支部は東京、多摩川は04年以降10回来て優出9だ。
 チルト3度の大まくりで阿波勝哉、スピード戦は中野次郎だが、桑原淳一に快スタート。長田頼宗も元気一杯のアピール。
 展示タイムトップの時の3連対率が高いのは西田靖、田中豪、熊谷直樹、濱野谷憲吾、三角哲男。一般戦を走れば3連対を外さないのが当然の顔ぶれだが、タイムが出れば自信を持ってレースをするタイプだ。
 

第44回日刊スポーツ賞展望
2008年4月14日

 4月23日〜27日は第44回日刊スポーツ賞、五日間開催である。東海勢の層が厚いシリーズだがエンジン出しに定評は金子良昭、石川真二。金子は1月浜名湖、3月鳴門と優勝、イン速攻が身上だが伸び任せのまくりも軽快。石川が東海地区選で準優勝、減音型の調整は自信を持ち当地は通算V5の実績を誇っている。今坂勝広も多摩川は好相性。01年1月に1分42秒7の日本レコードを記録している。地力は横澤剛治だが今期は11月チャレンジC、1月浜名湖でF、スタートは慎重になるだろう。それでもターンスピードは光っている。
 埼玉から中村裕将、池上裕次、関口智久、金田諭。近況はイマイチの池上、金田だがウェイキーカップに参戦が決まっているなら、温水パイプが外れた機調整を掴んで帰りたいシリーズか。地元で張り切るのが角谷健吾、山本英志。角谷は54周年を控えペラ調整に専念、山本は来期に繋がる走りを見せるか。橋本久和もスピードは負けない。センター主体に豪快な強ツケマイ、まくり差し駆使。
 展示タイムトップで3連対率が高いのは芹澤克彦、須藤隆雄、今坂勝広、中村裕将。伸び型に仕上げドカーンとまくるシーンが怖い。
 

第4回日本財団会長賞展望
2008年4月1日

 4月15日〜20日の6日間は第4回日本財団会長賞。期末開催だがO級11選手、P級12選手と上位陣は充実の顔ぶれだ。
 平尾崇典は昨年8月の当地で9戦オール2連対の優勝。今年は2月鳴門で優勝、尼崎・住之江周年優出と充実のレース内容だ。センターのツケマイも凄いが、出来るだけコースを取り先手必勝の攻めだろう。
 石田政吾は平場主体だが11月以降V5、テクを発揮し8点台の勝率をキープしている。エンジン出しは負けていないのが大場敏、住之江周年で優出した。吉田俊彦もスピード全開、近畿地区選優出と兵庫ペラは快調。
 大峯豊、毒島誠は新鋭王座決定戦で優出。大峯は初の多摩川だが同期で机を並べた毒島と一緒なら機調整はバッチリか。毒島は実績十分の水面、フルターンでアピールする。 昨年賞金王シリーズに駒を進めたのが安田政彦なら、坂口周は昨年V6の実績がある。記念ロードに挑戦している君島秀三に快スタート、新美進司もスリット果敢に自在戦。地元で張り切るのが福島勇樹。是政は昨年53周年(準優4着)以来だが、3月平和島で優勝と上昇ムード。
 展示タイムトップで3連対率が高いのは福島、毒島、石田、平尾に中村挌、野田貴博。中村、野田には注目したい。
 

第14回W優勝tvkカップ展望
2008年3月26日

 4月2日〜6日は第14回ダブル優勝tvkカップ、五日間シリーズである。 男子と女子に分かれて予選→優勝を争うが、男子は西山昇一、亀本勇樹、新美恵一、桂林寛、浦上拓也、北村征嗣に花田和明が追加になり7選手がO級。重量級だがガッツ溢れるレース運びで魅せるのが亀本なら、新美は記念ロードで名脇役を演じるテクニシャン。 北村は2月唐津で優勝、追加配分の3月三国周年で活躍と勢いが付いている。浦上も2月以降3連続優出と好調なら、桂林に気持ちのいいスタート攻勢。西山は多摩川苦手意識も自在なレース運び。花田は走り慣れた水面、気合のターンで魅せる。
 女子は谷川里江、岩崎芳美、濱村美鹿子が三強。濱村は地元戦連続優出中だが、昨年10月は落水、12月はFに散っている。ペラはバッチリ、機調整は心得ているなら今度こそ優勝を奪いたい。
 岩崎は2月の是政女王決定戦で優勝、その後も力強いレースを見せている。平凡なエンジンでも直しているなら是政連覇は十分。谷川もエンジンは出す、スピード戦か。乗れている佐藤幸子、垣内清美に渡辺千草、池田明美、向井美鈴も好勝負だ。
 展示タイムトップで3連対率が高いのは亀本、花田、西山、北村の男子選手。女子選手の時計は余りアテにならない?

戸田競艇記者便りはこちら

江戸川競艇記者便りはこちら

平和島競艇記者便りはこちら


RSS

Powered by
teeter totter Ver.2.17-C