MONDO21カップ展望
2008年3月20日

 3月27日〜31日は『MONDO21カップ』、5日間開催で行われる。
 作間章は53周年(優出)以来の多摩川配分である。GTロードで確実に準優に乗っているが、2月関東地区選手権は準優勝だった。現エンジン2節目の大郷葉月杯は9戦8勝、2着1本の準完全Vなら再びピンラッシュを狙うか。
 丸岡正典は現エンジン最初のシリーズで優勝、53周年は準優に進出と多摩川は好相性。F休み明けの11月〜1月に8場所連続優出、V4とスピードを増している。
 大賀広幸、徳増秀樹もパワーは十分。記念ロードでは目立たなくなった大賀だが平場は力任せのレース、ここ一番の攻めは鋭い。徳増も記念ではインが頼りになっているが、一般戦はセンターからでも豪快に決める。
 多摩川は走りが合うのが大平誉史明。センター主体にビシバシ攻めの姿勢だ。前野竜一も是政は連続優出中と時計の見える水面、強烈なダッシュ戦は魅力一杯。女子選手では高橋淳美に豪快なレース運びだが、平山智加も好センス。
 展示タイムトップで3連対率が高いのは河合三弘、大賀広幸、丸岡正典、横田茂、土屋智則。多摩川との相性が良い河合に注目したい。

第3回澤乃井カップ展望
2008年3月6日

 3月21日〜24日は第3回澤乃井カップ。四日間の短期決戦だが上位陣は充実の顔ぶれ、A1級が11選手と激戦ムードだ。江夏満は05年10月以来の多摩川だが、握って回れる広い水面は大得意。多摩川の情報は同期の梶野学志からバッチリ仕入れている。新鋭王座決定戦は2年連続優出、スピード溢れるレースでアピールするだろう。
 山本修一が今期優出ラッシュ。1月蒲郡で優勝、中国地区選手権は優出したが、昨年の新鋭王座決定戦の優出メンバーだ。Fを抱えてしまったがスタート力には定評、ターンスピードもついてきた。
 後藤正宗も1月以降は優出を重ね、東海地区選手権優出、2月津はインから優勝を奪った。当地実績は不満も今の勢いはかえる。地力は山下和彦、片山竜輔にも魅力。スリット果敢に山下が攻めれば、片山はスロー水域で自在なハンドル。
 三宅爾士がガッツの乗艇なら、平岡重典はイン奪い速攻。作野恒に臨機応変な攻め、橋本年光が思い切り良く握る。エンジン出しに定評は黒崎竜也、2月住之江周年は準優に乗った。益田啓司も強烈なダッシュ戦が身上ならエンジン次第では怖い。
 展示タイムトップで3連対率が高いのは山下和彦、後藤正宗、橋本年光、松田英数。人気の盲点になりそうな松田には注目か。

四市競艇事業組合40周年記念展望
2008年2月26日

 3月7日〜10日の四日間開催は四市競艇事業組合設立40周年、加藤峻二、熊谷直樹、小畑実成、市川哲也、湯川浩司と新旧SG覇者が揃った短期決戦。
 湯川は昨年戸田GC決定戦、浜名湖チャレンジカップとSGでV2、賞金王決定戦でも優出している。多摩川は51周年以来の参戦だが、02年2月の初登場でデビュー初優勝、インを占めコンマ04のスタートを決めた。SGロード優先出場が約束されている08年だが、全速スタートから強烈なハンドルで人気に応える走りだ。
 熊谷に地元の意地。昨年F2、12月から水面に復帰しているが、多摩川には良く練習に通っていた。2月江戸川で優勝、気合が入ってきたなら狙いはV。市川も51周年以来の是政。MB記念パーフェクトVは01年9月当地、スタート力は相変わらずだ。12月以降の平場はV4、ペラ好調の勢いもある。
 GTロードで粘っているのが小畑だが、加藤は66歳でA級維持。思い切り良く柴田光が握れば、藤丸光一もスピードある。記念で善戦し始めた長田頼宗が多摩川で練習、峰竜太も思い切りはいい。
 展示タイムトップで3連対率が高いのは市川、熊谷、小畑、藤丸に平本直之、伊達正利。売り出し中の平本には注目したい。

多摩川 蛭子カップ展望
2008年2月19日

 2月27日〜3月2日は多摩川蛭子カップ、五日間開催で行われる。
 今坂勝広にスピード戦が戻ってきた。昨年は平場が主戦場になっていたが優出16で優勝5回、準優勝は6回ある。今年は1月児島でV、平和島総理杯に向けリズムを上げているが、多摩川は平成13年に1分42秒7の日本レコードを記録した得意水面なら思い切り良く攻めのレースだ。
 山本寛久、妹尾忠幸の岡山コンビは1月に走ったばかりの水面ならペラ・機調整はバッチリ。山本が是政3連続優出中と俊敏なハンドルで魅せれば、妹尾もスロー水域から強気に握って出る。
 菊池峰晴もかどまつ賞で優出している。コンスタントに優出の近況、ペラ好調なら打つ手は多彩だ。
 冨田秀幸、中村亮太も多摩川連続優出中。冨田は11月にF、その影響で仕掛け控え気味だが、F休みを消化すれば大丈夫。中村はF2になっては苦しいかも。佐々木和伸が虎視眈々、当地実績不満も地力は十分。
 展示タイムトップで3連対率が高いのは妹尾忠幸、金子貴志、今村賢二郎。妹尾のスピード戦は迫力あるが、金子も勢いに乗ればビシバシ攻めるタイプ。穴党は今村の気配に注意したい。

オール女子 是政女王決定戦展望
2008年2月1日

 2月20日から25日の多摩川競艇は『オール女子 是政女王決定戦』である。技量差の大きい女子戦、上位クラスは日高逸子、山川美由紀、岩崎芳美、海野ゆかり、横西奏恵だ。多摩川実績でも日高、山川、海野、横西は文句なし、エンジン調整でリードすれば、スタート力、ターンの駆け引き・スピードと圧倒するだろう。
 日高は昨年10月当地でF、2本目になってしまった。それでも2連対を外さない走り、さすがのレース振りだった。当地では平成元年に女子王座決定戦の完全優勝があるが、51・52周年と共に準優3着である。衰え知らずのレース運び、貫禄を見せつけるのか。
 山川美由紀は11月児島でFを切った。それでもスタートが売り物、バチッと仕掛ける。海野はF休み明けの芦屋で優勝、ムードはグッと上昇してきた。横西もパワーは相変わらず、多摩川では混合戦でも実績を残している。1月尼崎でV、スピード比べは負けない。コンスタントに乗っているのが岩崎、インよりもセンターで持ち味を発揮か。
 スロー水域で武藤綾子、力任せのレースがある。地元で張り切るのが渡辺千草、宮本紀美、橋谷田佳織、栢場優子。
  展示タイムトップで3連対率が高い上位4選手は横西奏恵、日高逸子、山川美由紀、海野ゆかりと実力通り。力つける三浦永理、復調ムードの小松原恵美が狙いかも。
 

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