第39回内外タイムス賞展望
2007年11月21日

 温水パイプが装着された多摩川競艇は冬場、賞金王決定戦(場外発売)の前にあるのが12月11日〜16日の内外タイムス賞である。序盤の3日間は鳴門MB大賞との併売、賞金王・シリーズの為にも記念レーサーの走りを見ておきたい。
 シリーズをリードするのは荘林幸輝、小野信樹、天野晶夫、石渡鉄兵、吉村正明、宇佐見淳。ベテラン荘林が名人戦制覇に向け気合を入れ直しているが、天野の復調も著しい。手堅さなら小野だが、吉村、宇佐見が成長、スタート・ターンスピードは多摩川向きか。地元で石渡、スタート・エンジン調整は心得ているなら意地でも優勝を狙っての登場だ。
 穴党は前沢丈史、鈴木峻佑、森作雄大がターゲット。前沢にフルターン、鈴木がチルトを上げれば、森作も練習に通った成果を出しつつある。
 展示タイムトップで3連対率が高いのは天野晶夫、後藤正宗、吉村正明、宇佐見淳だが、大谷直弘、長尾章平の3連対率もかなりの数字。エンジン相場に変化が起きる季節、ストレートが良ければ出足系統も上昇必至なら気配を重視したい。

第30回関東日刊紙競艇記者クラブ杯展望
2007年10月23日

 11月22日から27日は関東日刊紙競艇記者クラブ杯、6日間開催のW準優制である。新期に入りFLゼロ、気温低下でペラも大きく変わり、エンジン相場にも変化が現れる時期だ。
 シリーズをリードするのは松野京吾、柏野幸二、吉田徳夫か。多摩川のエンジン出しは抜群なのが松野、行きアシ強力に仕上げ突き進むか。柏野には豪快なターン、スピード任せに攻め込む。吉田は目下V6、先手必勝のスタイルは変わらない。
 塩崎優司、大庭元明、久田武、秋田健太郎、松本浩貴もベスト12へ力を入れる。事故点の足かせが取れスタート行けるようになれば本領発揮は松本だ。塩崎、大庭、久田にも底力、ペラを入れ替え巻き返しに入ろうとしている。秋田にダッシュ戦、体重はあってもスリット果敢だ。
 ベテランでは石川正美、吉田稔、山崎毅がエンジンを出す。地元で張り切るのが浦田信義、高橋英之だが、インを占め佐野隆仁も暴れるか。若手では中村尊、長田頼宗。中村に快スタート、長田のターンスピードも魅力一杯。
 展示タイムトップで3連対率が高いのは吉田徳夫、秋田健太郎、大庭元明、そして伊達正利。どの選手も「アタマで買い」のレースを見せるタイプだ。

優木まおみ杯展望
2007年10月14日

 10月24日〜28日の五日間開催で行われる『優木まおみ杯』は、男女別に予選を3日間戦い、4日目の男女各代表決定戦の1着〜3着で優勝を争う。
 格は川崎智幸、SGロードの名バイプレーヤーだが今年の一般戦は6戦でV3、2着3回と抜群の安定感を見せている。現エンジンでイーグル会は正解を出しているなら、ペラ・機調整とバッチリだ。女子の第一人者は日高逸子、トレーニングで鍛え男子に負けないターンだ。記念ロードでもアシ比べは負けず、予選はブッ千切りか。7月tvkカップ優勝の山川美由紀に快スタート、多摩川はここ数年自信を持ってレースに臨んでいる。濱村美鹿子が復調のレース内容、エンジンは出るようになったなら是政っ子の声援に応えるか。中島友和は果敢なスタートで挑戦、山来和人に臨機応変なハンドルがある。追加配分で大場敏が来る。目下V4、当地も大得意なら候補の一角だ。
 展示タイムトップで3連対率が高いのは山川美由紀、中島友和、川崎智幸。選手相場以上に3連対率が高くなる大久保信一郎、向後龍一、片山友多加には注目したい。

第2回WEB競艇TV杯(10月15日〜19日)展望
2007年9月26日

 10月15日〜19日は第2回WEB競艇杯、5日間開催で行われる。
 山本浩次の前回当地は03年施設改善だが、02年48周年では優出している。一般戦で是政参戦は98年2月(優出4着)以来である。昨年若松オーシャンC準優のFで記念斡旋が減ったが平場でもっかV5、蒲郡MB記念はインでスタート遅れたが準優勝だった。平場ではイン〜4コース、臨機応変なハンドルで期待に応えるだろう。
 勝つ事への執念は木村光宏も負けない。7月の当地はワースト級のエンジンでも優出と必死のレースだった。近況は優出ラッシュでもっかV4なら目標はあとひとつ、V5にして来春の総理杯出場権利を狙っている。
 西村勝は戸田GC決定戦で地元の意地を見せ優出、気合は充実している。優勝は5月多摩川、8月戸田、走り慣れた水面でビシバシ決めるか。
 スタートの思い切りなら吉田一郎、冨田秀幸。松江秀徳もスピード満点のターン。松村康太が売り出し中。新田雄史は新エンジンの多摩川で活躍する三重支部期待の新鋭、当地連続優出中だ。そして最優秀新人賞の候補なら注目しなければいけないだろう。
 展示タイムトップで3連対率が高いのは松村康太、吉田一郎、山本浩次。黙って買える選手だ。

第2回日刊ゲンダイ杯展望
2007年9月18日

 9月27日〜30日の四日間開催は第2回日刊ゲンダイ杯。山本隆幸が強烈なアピールを見せている。昨年は常滑53周年で優勝、多摩川52周年は優出、賞金王シリーズに駒を進めた。今年は更にパワーアップ、平和島総理杯で準優進出、桐生オーシャンカップは優出した。9月住之江は8戦パーフェクトVとスピードは最高潮だ。兵庫だが松井繁門下、チャレンジカップ出場は当確なら師匠と同じ舞台出場を目指しピンラッシュか。
 鈴木博、金田諭もスタート果敢。平場回りの鈴木だが8月戸田で久々の優勝、ペラは正解が出ている。金田は追加配分、2月地区選優出、お盆開催は準優勝と多摩川の調整・時計はバッチリだ。
 ベテラン北川幸典の先行力も相変わらず。記念ロードから外れていても力強いターンはキラリと光る。土屋太朗も近況は積極的、フルターン連発で勝率を上げてきた。山口浩司はスタート平凡でも的確なターン。山谷央も安定したレース振り。瞬発力なら向達哉、佐竹恒彦か。ダッシュ戦一本の澤大介に注目。
 展示タイムトップで3連対率が高いのはベテラン中村義雄、鈴木博、富永修一。富永がセンター〜アウトの時はしっかり買いに出たい。

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