次節は10月26日から31日、期末の6日間開催でW準優制が予定されている。地元水面で川口貴久が気合を入れ参戦。現エンジンは2度目なら調整に自信、全速スタートの連発か。安田政彦、間嶋仁志は勝率アップに力が入るシリーズ。進入から積極的に動きそう。
吉川昭男は久々の水面だが好相性、天野晶夫が負傷から立ち直り復調している。吉田一郎に思い切りの良さ。杉山貴博も果敢な飛び出し。伯母芳恒も負けていられない。
10月11日から16日はW優勝tvkカップ。男女別優勝戦のシリーズも17回目を迎える。
例年のように男子は激戦のメンバー、嘗てのSGレーサー・記念常連がいて、新鋭もスタート・ターンスピード豊かな顔ぶれだ。長岡茂一の地元の意地だが、服部幸男は地元勢に劣らない多摩川実績を誇っている。後藤浩はA1級キープに必死の6日間、馬袋義則に臨機応変なハンドル。重成一人のスピード戦は当然候補の一角。濱田隆浩、吉永則雄の大阪コンビが曲者。杉山正樹、岩崎正哉、長尾章平もスタート・旋回と豪快だ。
女子は下関リーグ戦と競合しベテランが多くなっている。宇野弥生に勢い、金田幸子が復調の近況。土屋千明、今井裕梨の群馬コンビが元気一杯。意外な伏兵が出現するかも。
9月25日〜29日は第42回東京中日スポーツ賞、得点率制の5日間開催である。
中澤和志、吉田拡郎は来月の平和島ダービーに参戦する。中澤は久々のGTだった6月戸田DC優勝戦でFを切ってしまったが、スピード戦が復活している。走り慣れた準地元プール、スリットは少し控えめでも気持ち良く攻めの姿勢だ。吉田が売り出し中。当地では09年総理杯で準優進出、昨年は56周年にも参戦している。8月福岡MB記念でFを抱えたが、ダイナミックな旋回でアピールは必至か。
水面実績なら高濱芳久が断然。48周年記念はバースディV、最近走る機会は少ないが連続優出中だ。金子良昭がO級勝率へ巻き返しに入っている。エンジン調整は的確、コース取りから動くか。大庭元明、岡谷健吾も勝率アップに必死だ。松江秀徳が7月蒲郡でVと元気。
9月18日〜21日は第6回日刊ゲンダイ杯、四日間の得点率制で行われる。
江夏満がスピードを増している。6月は江戸川周年で優出、転戦の平和島優勝戦で痛恨のFも進入に関係なくスタート・旋回は豪快だ。当地は前々回に転覆、前回は落水と予選で消えているが、水面相性は悪くなく、気合を入れ優勝を狙う。稲田浩二は今年7月が当地初出場、間をおかず二度目の斡旋になった。エンジンは変わってもスタート勘、ペラ調整には手応え。近況昇り調子なら、今度は持ち味を存分に発揮するか。
松元弥佑紀が飛ばしている。ここ一年はエンジンを仕上げ積極的なコース取り、勝率を残しGTロードに意欲を見せている。多摩川の水面に自信を持つのは鈴木博、大平誉史明。鈴木は全速スタート連発、思い切り良く攻め込む。大平は今期イマイチだったが8月津で優勝と復調の兆し、ターンスピードはある。長溝一生にも地力、イン〜カドで柔軟なハンドルだ。近況は準優敗退続きも吉田健太郎に早いスタート。
ウェイキーカップ、開設57周年記念は9月10日から15日。
初日12Rは「ウェイキーDR戦」
濱野谷憲吾がインを占め全速逃げ。何だかんだ言っても水面実績はナンバーワン、新エンジンになった多摩川でペラも後輩が正解を出しているならイン速攻だろう。瓜生正義は賞金王レースを独走中、余裕のレースだろう。横西奏恵もエンジンは出る。カド赤岩善生に豪快な旋回、湯川浩司のダッシュ戦も楽しみ一杯。熊谷直樹は無理できない。
二日目12Rは「是政DR戦」
今垣光太郎がイン戦。人気に応える逃げか。山崎智也は2コース、強引にツケマイもある。中野次郎はカド受けでまくり差し、魚谷智之も割り差しを狙いそう。中島孝平はスタート課題。石渡鉄兵が張り切る。