GV第6回サントリーカップは7月13日〜18日。準優3個レース制、6日間オーシャンカップ(蒲郡ナイター)との併売だが、記念クラスがごっそり斡旋されている。
三嶌誠司は2月三国と5月蒲郡で優勝している。多摩川は走る機会が少なく実績イマイチだが、スタートはしっかりしている。イン〜センターで豪快な攻めを見せるか。多摩川大好きは西村勝、松本勝也に一宮稔弘。西村は準優勝が多い今年だが、一直線の攻めは強烈。松本が1月徳山、4月大村と優勝している。エンジン出る近況だ。一宮はF乱発で近況不満も得意水面で復活するかも。
守田俊介が1月浜名湖、5月宮島、大村、琵琶湖とV4。イン速攻、カドまくりと乗れている。徳増秀樹は昨年MB記念の準優Fが響いていたが徐々に復調している。佐藤大介も豪快、ダイナミックな旋回だ福来剛が地元でビシバシ握れば、毒島誠もウェイキーカップ4連続出場と走りが合う。赤坂俊輔、稲田浩二に底力、是政得意は川崎公靖、寺本重宣。
7月2日〜7日は第47回デイリースポーツ賞、W準優制の6日間開催で行われる。石渡鉄兵は福岡MB記念に江戸川推薦で出場が決まっているが、多摩川も現エンジンの大郷葉月杯、関東地区選手権と連続優出中だ。今年の優勝は1月江戸川、戸田、5月以降は記念の転戦だが、6月江戸川周年は活躍した。エンジン調整・スタートは合う水面、主役の座に座るか。
川崎智幸は2月桐生5月鳴門と優勝、33期連続O級を維持している。記念の場は減少も5月丸亀周年優出、スタート力・レースの駆け引きはさすがだ。亀本勇樹、都築正治も強気のレース。亀本は5月浜名湖でFも、スロー水域を占めればバチッと攻める。都築が1月常滑、5月浜名湖と優勝。勝負はインだがセンターからの強ツケマイも威力。
スタートの思い切りなら金子貴志、益田啓司も負けない。共に多摩川は好相性、O級復帰の勢いを見せるか。 真庭明志は久々の水面、実績もイマイチ。しかし、スピード付き多摩川初優出を狙う。
6月21日〜24日は第18回神奈川新聞社賞、四日間開催の得点制だが現エンジンも残り一ヶ月あまり、上位級の機が揃って出場なら激戦模様だ。
村田修次は3月浜名湖で前期2本目のF、60日の休み明けが地元斡旋になった。多摩川は今年初めてだが、現エンジン6度目とホームプールの機調整、スタートは手の内だ。しっかり仕上げ初日から飛ばすか。
川上剛がGT・SGロードで見せ場を作っている。多摩川は09年4月(優出)以来の参戦だが、地力付ける近況なら一気に主役の座を奪うかも。川北浩貴、吉川喜継の滋賀コンビもスピードある。吉川はGT挑戦中。昨年当地56周年は2勝、12月近畿地区選手権(琵琶湖)優出がある。川北は記念の場は減少もイン全速戦があれば、ダッシュ乗せ割り差しも絶妙。
相変わらずのテクニシャンは今村暢孝。是政苦手意識をようやく払拭、スリット攻め自在なハンドルだ。上平真二も巧者振りを発揮している。堅実に優出争いを演じそう。
ボートレース多摩川バースディカップは6月8日〜12日の五日間開催。得点制だが、賞金は開催中止になった前年度(3月)分となっている。
ボートレース多摩川の初開催は昭和29年6月9日、当日の売り上げ5,348,000円、入場者2,924人だった。
水面実績は白石健が断然だ。多摩川通算V5は遠征の選手では抜けているが『泡ライン』の時代に快スタートを連発し魅せた。『泡ライン』は消えたが、当地は目下3連続優出中と得意水面に変わりなく全速スタートでピンを並べるか。
水面相性いいのは野長瀬正孝、竹上真司。野長瀬はエンジン調整に定評、4月住之江で優勝しているが、33期連続O級の実力派。竹上は嘗て大得意のプール、強気のレース運びが戻れば怖い。
純地元で山本英志も気合を入れる。ペラ調整は正解が出る近況、積極的なスタートから豪快にフルターンか。渡邉睦広、蜷川哲平も力一杯の攻めだ。
永井源もスタート・ターンと強烈だが、打越晶がエンジン仕上げビシバシ。地力はあるなが中辻博訓だが、江本真治が乗れている。
東日本大震災被災地支援競走 第49回スポーツニッポン賞は5月25日〜30日の6日間開催、W準優制が予定されている。
熊谷直樹は相変わらず積極果敢に攻めのレース、33期連続O級をキープしている。今年は2月平和島で優勝、節に何度かゼロ台スタートと若いレースだ。顔ぶれを見渡せば当然主役を演じるつもりで参戦だろう。
石川真二が常に快速に仕上げる。当地は優出7で優勝6回、勝負度胸は折り紙付きだ。武田光史も是政とは好相性、もっか3連続優出中と機調整・スタート勘は合っている。一頃リズムを狂わせていた馬袋義則だが2月唐津の優勝から上昇線、多摩川は新鋭の頃大得意だった。山本光雄にも柔軟なレース運び、イン全速戦にまくり差しが得意。
藤生雄人はアウト戦を苦にしない。ダッシュ効かせ強ツケマイ、まくり差しと見せ場を作っている。一瀬明は近況不満も期変わりで奮起、宮地秀祈にも思い切りの良さがある。北川潤二が地力を付けているが、片山竜輔、玄馬徹、高山秀雄、田上晋六、渡邊伸太郎にも決め手は十分。