5月16日〜19日は四市組合44周年記念、四日間開催の得点制だが上位陣は豪華な顔ぶれ、女子レーサーも実力派が揃い激戦のシリーズになりそう。
格は今垣光太郎が断然。昨年は唐津チャレンジCで8度目のSG優勝を奪い、賞金王決定戦で優出している。前回当地はF休み明けで参戦し準優勝、今回もF休み明けだが「今度こそ」とエンジンを仕上げ、人気に応える走りを見せるか。
長岡茂一は多摩川さつき杯でエース14号機に乗った。是政通算V14は歴代1位、意地を見せたい。ターンスピードで今垣に迫るのは秋山直之と峰竜太。秋山はエンジン出る近況、サイドをググッと効かせフルターン連発だ。峰のスタート・旋回も強烈。思い切り良く魅せるレースか。
山崎義明に柔軟なハンドル、中辻崇人は2月鳴門、下関とV2。大場敏もエンジン出しには定評がある。新女王・田口節子がフルターン、寺田千恵は多摩川連続優出中だが、海野ゆかりも大好きな水面で気合。
東日本大震災被災地支援競走第46回東京スポーツ賞は5月7日〜12日の6日間開催、W準優制で行われる。
今年に入り乗れているのは山地正樹、芝田浩治、國崎良春、沖島広和。 山地は再開後の4月丸亀で9戦オール2連対の優勝、イーグル会のペラは好調だ。多摩川は新鋭戦の頃から相性良く、イン全速戦、強ツケマイと豪快に攻めの姿勢だ。芝田は2月住之江で優勝、再開後の4月尼崎は優出している。エンジン出しは的確、イン〜センターでスピード満点のレース運びを見せる。沖島、國崎の福岡コンビも元気一杯。沖島は昨年ダービーに出場し準優進出と自信、正月若松の優勝がある。國崎は平場回りだがコンスタントに優出、スタートは鋭くここらで優勝を狙いたい。
堤昇はペラ調整に定評、実績ある水面で自在戦か。妹尾忠幸に臨機応変なハンドル、内田貴士が積極果敢。地元は野澤大二、杉山貴博、深水慎一郎、木下陽介。野澤が復活へ気合の攻め、ここらでアピールするか。杉山もスタート勝負だが深水が追加配分で走ったばかり。
4月29日〜5月4日は第18回多摩川さつき杯、オール東京支部の斡旋で初日12Rにファン選抜ドリーム戦が組まれ、準優3個レース制で行われる。
主役を演じるのは濱野谷憲吾。多摩川は5場所連続優出中(55・56周年・関地区含む)だが、平場は5連続優勝中(さつき杯V3)と抜群の強さを見せている。エンジンを仕上げ力強いレース運び、準優→優勝戦とイン戦を決めるか。
中野次郎も絶好調。昨年12月江戸川から4月平和島57周年まで10場所連続優出(V6)と勢いに乗っているが当地では多摩川カップで優勝している。飯山泰も負けられない。ペラは相変わらず好調、スタートも決まっている。角谷健吾がエンジン調整に自信。かどまつ賞はインで2着、雪辱を期す。
三角哲男は現エンジンの調整が当たっている。多摩川CはW準優敗退も大郷葉月杯、関地区と連続優勝、気持ちよく攻め込む。山田哲也が新鋭王座Vと成長。齊藤仁に柔軟なレース運び、長岡茂一、梶野学志も気合。
4月23日〜27日は第7回日本財団会長賞、得点制の5日間開催だがこのシリーズから温水パイプが外される。 横西奏恵が尼崎笹川賞DR戦に選ばれている。女子リーグ・オール女子で優勝を重ねているが、多摩川では混合戦でも実績を残している。早いスタートは御法度でも体重差を生かし行きアシ・ターン後のアシは抜群、人気に応えるか。
特別ロードで頑張っているのは高沖健太。スタートよりもターンスピードに比重の走りだが、1マークの判断は的確だ。冴えたハンドルを見せるか。出畑孝典に積極果敢な飛び出し。昨年11月丸亀DC優勝戦のFでGT斡旋がストップしているが、思い切りの良さは相変わらず。
江口晃生、中澤和志の整備力は平場ではキラリと光る。江口がスロー水域で柔軟なハンドルなら、中澤は内外問わず強気の攻めか。進入から積極的に動くのが藤丸光一だが、宮武英司もインを奪えば本領発揮。ダイナミックに吉田健太郎、多摩川との相性は浅見昌克、寺本重宣もいい。
4月13日〜17日は東日本大震災被災地支援競走 第47回日刊スポーツ賞。5日間開催のポイント制、平和島周年と常滑名人戦に挟まれたが上位陣は豪華な顔ぶれになった。
田村隆信が昨年7月(優勝)に続き平場で登場する。走る機会は少なくいつも序盤苦労する多摩川だが、ここ数年はSG・GTでも準優を突破し確実に優出している。レベルが違うエンジン調整、スリット全速で入ればテクニック断然、ピンラッシュを見せるか。
地元で張り切るのが福島勇樹。2月平和島周年は準優勝、機出しで負けなくなりダッシュ戦も強烈だ。今坂勝広も水面実績ある。進入に関係なく全速スタート連発、自力で攻めの姿勢か。伊藤誠二に先手必勝の飛び出し、山室展弘が意外と配分の多い水面で調整バッチリ。原田智和、新田智彰、古結宏にも侮れない決め手がある。
吉永則雄は昨年当地56周年で準優進出、早いスタートは稀だが展開を読んだハンドルは鋭い。今井貴士が2月福岡、3月若松と連続優勝、勢いは脅威。