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【11月5日号】

■「出力低減モーター」を導入 -接触時の衝撃力を緩和することで人身事故を防止-■

 一般財団法人日本モーターボート競走会では、全レース場を対象に本年12月より順次「出力低減モーター(ヤマト331型)」を導入します。新たに導入するモーターは最高出力を1PS低減させることで、現用モーターより3周回タイムで約2秒遅くなりますが、突発的な接触事故の衝撃緩和に機能します。

本導入を検討するための事前航走試験で実走した選手は、「現用モーターと比較するとスローからの起こしは若干重く感じるものの曳波を超える能力や旋回性、直線の伸びに違和感はない。充分にレースで使用するレベルにあるし、プロペラ調整でさらに乗りやすくなると思うので導入に異論はない」とコメント。

「出力低減モーター」は、平成26年12月13日からボートレース常滑で開催される「若鯱大賞競走」より導入し、他レース場でも順次導入予定です。


<「出力低減モーター」概要>
【名称】
ヤマト331型
【仕様】
・シリンダヘッドの燃焼室容積を大きくすることで圧縮比を8.3に下げた(現用モーター321型は8.6)。
・エキゾーストパイプの出口径を直径62.7mmから55.0mmに縮小したことで最高出力を1PS低減。(現用モーター321型の32PSから31PSヘ)。
【導入開始競走】
・期間:平成26年12月13日〜17日
・開催場:ボートレース常滑

<新型モーター(やまと331型)導入予定開催>
(平成26年12月)
・常滑 13日〜17日
・桐生 27日〜31日
(平成27年1月)
・児島 10日〜14日
(平成27年2月)
・下関 14日〜19日

■平成27年1月(15年前期)から適用の選手級別が決定 瓜生正義選手が勝率8.52で第1位〜■

 日本モーターボート競走会は、本日1日、平成27年1月1日〜6月30日まで適用される「選手級別決定」《審査対象期間:平成26年5月1日〜平成26年10月31日》を発表しました。

今期の勝率第1位となったのは、『8.52』を記録した登録第3783号:瓜生正義選手(福岡支部)《2連対率65.71%、3連対率80.95%、事故率0.00》で、2期ぶり4度目の勝率第1位に輝きました。

また、女子選手の勝率第1位は、『7.29』を記録した登録第4050号:田口節子選手(岡山支部)《2連対率55.24%、3連対率68.57%、事故率0.40》となり、2期連続4度目の女子選手勝率1位に輝きました。

各級別のボーダーライン及び所属選手数は、A1級6.23(324人)、A2級5.37(326人)、B1級2.68(711人)で、B2級は247人となっています。

あわせて、出走回数に関して、選手責任外の失格や欠場(S0、L0、K0)が発生した場合については当該選手の出走回数から除外しています。

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