9月26日から30日は第5回日刊ゲンダイ杯、得点制の5日間開催で行われる。多摩川実績のある選手が揃っている。大神康司は99年8月に7戦パーフェクト優勝を達成、その後03年3月、08年11月、10年1月と優勝を奪っている。イン戦は完璧、出足を仕上げシリーズをリードするか。松本勝也は地元・尼崎以上に相性のいいプール。06年から07年に5連続優出(V2)、当地通算V4は大神と一緒だ。時計の見える水面で自在戦か。
いつも快速に仕上げるのが野長瀬正孝。08年5月にイン戦を決め優勝、09年総理杯以来だがエンジン出しは相変わらずなら主役の座を奪うかも。一瀬明は95年7月当地がデビュー初優勝。今年は浜名湖、平和島徳山と総て2コースで優勝、走り慣れた多摩川で四つ目を狙う。大澤普司も調整の合う準地元プール、05年12月は大外から捲り差し、08年8月はイン戦で優勝している。
橋本久和が巻き返しに気合、松村康太に快ショット。地元スター候補・北山康介もそろそろ大仕事。
9月18日〜23日は第41回東京中日スポーツ賞、W準優制の6日間開催である。
魚谷智之は4月大村周年優勝戦のFでGT斡旋除外中、多摩川の一般戦は01年4月以来の参戦である。だが、是政のSG・GTでは03年DC、53・55周年優出がある実力者。パワー溢れるレース運びで圧倒するか。
村田修次が追加配分になった。大郷葉月杯はエンジン調整に苦労も、方向性は掴んでいるなら心配無用。スピード戦復活は必至だ。 沖島広和に勢いがある。昨年から優出が増え今年は1月三国、3月芦屋、5月びわこと優勝しているが、桐生ダービー出場を決めている。積極果敢な攻めでアピールか。
桐本康臣もスピード戦が売り物。1月鳴門5月津と共にインで優勝だが、ダッシュのレースも豪快。大庭元明、立間充宏も安定した走り。大庭は6月芦屋で優勝、立間も7月浜名湖で優勝しO級キープのレース内容だ。気合を入れ直し松元弥佑紀、橋本年光だが松村敏に積極果敢なスタート攻勢。川名稔、吉田一郎にも大駆け。
〜展示トップの時はこの選手から狙え
9月9日から14日は第43回報知新聞社賞、W準優制の6日間開催である。
熊谷直樹はF休み明け二節目。56周年は仕上げきれず準優漏れ、悔しい思いをした。だが、エンジンも代替わり、心機一転のシリーズである。8月には北海道から出てきて若手と一緒に練習した。記念の場は減少しているが気持ちはまだ一線級、5月江戸川、7月若松に続く優勝を狙う。
倉谷和信も平場が主体になっている。当地は超抜に仕上げながら準優で内規を取られ賞典除外になった07年9月以来だが、スリット攻めテクを発揮か。川北浩貴、川上昇平も水面との相性は悪くない。川北がイン・カドから豪快に攻めの姿勢なら、川上は進入に関係なく早いスリットがある。
東健介にも大技。イン戦が本領だが、乗れているときは強ツケマイも冴える。今坂晃広は強烈なスタートが売り物、多摩川は目下3連続優出中と自信を持っての参戦だ。宮田政勝はO級キープに気合の攻め、新美進司が巻き返しに入る近況だが、飯島誠にも果敢な飛び出し。スピードある吉島祥之、渡辺浩司が波乱の目か。
第5回WEB競艇TV杯は8月24日〜29日、第56回MB記念(蒲郡ナイター)と併用発売の6日間シリーズだが、久々にW準優制が予定されている。
平石和男は3月戸田53周年を制している実力者。当地は記念での参戦が多く一般戦斡旋は97年以降4度目。エンジン調整・走り方は熟知、デビュー初優勝の水面である。56周年は準優漏れも今度は堂々と主役を演じる。秋の桐生ダービー出場を決めたのが今村暢孝。最近は平場が主戦場になっているが、積極的なレース運びで勝率稼ぎ、4月平和島、5月芦屋と5コースで優勝している。当地は08年9月に優勝し苦手意識は少し払拭、エンジン仕上げ鋭いハンドルを魅せるか。
守田俊介もSGロードの一員。1月宮島、7月津とイン戦を決めV2、積極的なスタート攻勢だろう。小畑実成、富山弘幸がスロー水域で手堅く捌けば、山田豊もスリット攻め柔軟なレース運び。北村征嗣は新エンジンに続く配分でペラOK、北川潤二がスピード増す近況。
〜展示トップの時はこの選手から狙え
新エンジン第2節は第12回大郷葉月杯。8月17日〜22日、地元・東京支部が主体の6日間シリーズだが、準優2個レース制で行われる。
7月ウェイキーカップを走り参戦は三角哲男、山田竜一、石渡鉄兵、村田修次。三角は例年このシリーズで機調整を掴めば一年間自信を持って多摩川に来る。行きアシを仕上げ気持ちのいいまくりを連発か。村田が気合を入れ直している。エンジンは出るようになったならスタートもビシバシ決めそう。山田は昨年の多摩川カップで2コース強ツケマイV、思い切りの良さが身上だ。石渡は目下V3、ここらで四つ目が欲しい。
ペラ好調持続し角谷健吾は優出ラッシュ、正月かどまつ賞はインでコンマ01Sを決めている。東京支部長・鈴木茂正も是政は連続優出中、シャープに捌くか。エンジン仕上げ高橋勲、スタート事故から抜け出したなら本領を発揮する。チルト3度の阿波勝哉もいる。今度のエンジンは3度の伸びが出るか。鈴木博、白井友晴、金田諭、佐竹友樹の埼玉勢も積極果敢。