KTC杯展望
2009年1月27日

 2月4日〜8日はKTC杯、得点制の五日間開催である。中辻崇人は昨年優出ラッシュ、V4と勢いが付いてきた。前回当地(08年1月)は9戦8勝、2着1本の準パーフェクト優勝だったが、インで優勝は多摩川だけ。センターから度胸満点のスタート駆けがあれば、展開を読んだ捲り差しも鋭い。
 このシリーズ唯一人のO級・中辻崇人に挑むのは吉田健太郎、藤田竜弘、岡祐臣、佐藤旭、茅原悠紀。吉田は新鋭の頃得意だった水面、11月以降は好調ならスピード任せの攻めを見せるか。新鋭王座決定戦からの転戦は藤田、佐藤。藤田はダッシュ戦で持ち味、佐藤も思い切りが身上だ。岡はスタート事故多発から立ち直り成長中、茅原は初出場の水面だが果敢に乗りそう。
 地力はあるのが飯山晃三、中辻博訓、小宮淳史、松本浩貴。飯山は記念の転戦で勝率下降、ペラも一頃の威力がないか。だが、平場で充電し巻き返しは必至だ。中辻博訓はF事故で苦労も期変わりから復調ムード。一宮に積極的なスタート、松本は多摩川走る。
 展示タイムトップで3連対率が高いのは石川正美、金井秀夫の両ベテランに中辻崇人。
〜展示トップの時はこの選手から狙え

イーバンク銀行杯展望
2009年1月19日

 1月28日〜2月1日はイーバンク銀行杯。熊谷直樹は半年ぶりの多摩川斡旋である。北海道に移ってもペラ調整のため支部練習に通う地元プール、何度もMB記念に推薦されたレース場への思い入れは人一倍だ。絶対に優勝、ビシバシ攻めのレースを見せる。記念ロードで頑張っているのが鎌田義。多摩川はもっか3連続優出中、昨年11月はまくり差しで優勝と水面相性は良くなっている。機調整・ペラと掴んでいるなら打倒・熊谷の一番手か。
 名人戦世代は加藤峻二、飯田加一、池上正浩、古場輝義。加藤は連続A級を維持出来なかったが元気一杯。古場が相変わらずの快速振り、スリットからグイと出るアシに仕上げれば小技も決まる。池上は多摩川苦手意識もイン戦は侮れない。山田豊はスタート屋から捌きの人に変身。迫力は半減も堅実に優出している。齊藤寛人は頭脳派、コース取りからレースを面白くしようとしている。白井友晴はスローで全速攻撃、本橋克洋に闘志溢れるスタート攻勢。
 展示タイムトップで3連対率が高いのは花本夏樹、古場輝義、齊藤寛人、本橋克洋。穴党のターゲットは花本か。

第19回日本MB選手会会長賞展望
2009年1月13日

 1月20日〜25日は第19回日本モーターボート選手会会長賞、6日間のロングシリーズである。
 横澤剛治は昨年笹川賞で優出した。同県同期の坪井、菊地の刺激は大、一緒にペラ作りに励みパワー溢れるレースを見せている。これまでの多摩川はイマイチ、スタートの甘さが出ていた。だが、ターンスピードは断然、堂々の主役を演じる。
 多摩川得意は山本寛久。是政で4連続優出中、07年4月、08年3月とゼロ台スタートを決め優勝している。期初めにFもスタートはバッチリなら主役の座を奪うかも。エンジン出しは負けないのが花田和明、勝野竜司。共に記念ロード復帰へ勝負の年だが花田はダッシュ戦でもシャープな旋回、勝野は柔軟なハンドルで優出ラッシュの近況だ。
 貫禄は大嶋一也。深くなってもインを奪って早いスタートが売り物、多摩川との相性は不満もここ一番で地力を発揮するか。川添英正、畑和宏、君島秀三も虎視眈々。川添は昨年10月当地で優出とペラOKなら、畑に果敢なスタート攻勢。君島は昨年後半から勢いがある。
 展示タイムトップで3連対率が高いのは大嶋一也、山本寛久、花田和明、横澤剛治、倉尾良一、高濱芳久。穴党のターゲットはベテラン倉尾か。

第45回サンケイスポーツ賞展望
2009年1月2日

 1月14日〜18日は第45回サンケイスポーツ賞。多摩川実績なら三角哲男が一番。39・50周年優勝、昨年はかどまつ賞を制している。前回(08年11月)は思い通りの仕上がりでなかったが、心機一転の新年、ペラを入れ替え快スタート連発、総理杯出場も決まり地元の意地を見せそうだ。
 藤丸光一は54周年で初のGT優勝。エンジン調整で正解を出せば冴えたハンドル、総理杯を睨んだレース運びだろう。山本修一も昨年3月当地で優勝している。減音型のレース場で優出を重ねている近況、スロー水域から力強く先制を狙う。
 川北浩貴はインを占めれば抜群の強さを発揮しているが、アウトからのまくり差しにも定評がある。記念ロードで鍛えたテクニックは侮れない。ベテラン北川幸典が平場で荒稼ぎ。センターからのフルターンは相変わらずだ。女子選手では香川素子が優出ラッシュと好調。混合戦でも体重差を生かすか。元地元プールは西村めぐみ、茶谷桜。西村に底力、茶谷桜も力付け見せ場。
 展示タイムトップで3連対率が高いのは貞兼淳二、三角哲男、高橋英之。伸び型に仕上がればビシバシ決めるタイプだ。

第30回新春特別かどまつ賞展望
2008年12月25日

 1月3日〜8日は第30回新春特別かどまつ賞。準優3個レース制が採用されている。
 チルトMAX、阿波勝哉がボートレースの醍醐味・大外まくり連発で沸かせるか。フライングを抱えていてもスリットは全速でコンマ10台、強烈な伸びを引き出せば内の抵抗を許さず一気に決める。
 多摩川の正月、純地元のBPクラブも気合を入れている。長岡茂一は総理杯の下調べもあるならチルト3度にも挑戦。野澤大二は消化不良の08年、巻き返しの年だ。田中豪は08年8月、10月と優出も惜敗、今年こそはである。村田修次は53周年覇者、現エンジンの8月に優勝している。メカマニアが超抜に仕上げるかも。
 高橋勲にも地力。リズムに乗れなかった08年、スタートが課題だが、ペラは必ず正解を出す。西田靖は相手に関係なくインを奪ってスタート勝負。思い切りの良さは大西源喜、多摩川は3連続優出中と相性が良くなっている。石渡鉄兵も安定したレース運び、フルターンかける。後藤浩は28期連続O級の実力派、鈴木博がシャープに攻めれば、金田諭も強気のスタート攻勢か。
 展示タイムトップで3連対率が高いのは鈴木博、加瀬智宏、金田諭。ホーム追い風の季節、伸び型でダッシュ鋭くまくるか。
 1月3日 12レース(ファン選抜ドリーム戦)
@阿波 勝哉(東 京)
A長岡 茂一(東 京)
B村田 修次(東 京)
C高橋   勲(神奈川)
D石渡 鉄兵(千 葉)
E西田   靖(神奈川)

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