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研究ステーション

2010年5月20日号

■丸亀ボートレース場ナイター設備が「平成21年度照明普及賞(優秀施設賞)」を受賞■
社団法人照明学会普及部は、照明に関する知識の普及並びに施設の発達を図る目的で長年活動しています。
同部の主催する「照明普及賞」は1957年(昭和32年)に創設され、各年に竣工された優秀な照明施設を「優秀施設賞」として表彰しています。
対象施設の種類は、住宅、事務所・店舗・ホールをはじめとする屋内照明施設から屋外・交通・スポーツ照明施設まで、広範にわたります。
平成21年度は207件の候補案件に対し、厳正なる審査を経て、79件が優秀施設賞を受賞しました。
今回、丸亀ボートレース場ナイター設備の受賞理由は、技術面での先進性はもとより、環境面での取り組みや景観調和などが総合的に高く評価されたもので、同様のスポーツ施設としては阪神甲子園球場などが受賞しています。

■ファンファーレを19年ぶりに一新■
レースの開始を告げるファンファーレを19年ぶりに一新、5月25日(火)から5月30日(日)にかけて浜名湖ボートレース場で開催される『SG第37回笹川賞競走』より使用を開始します。

現行のファンファーレは平成3年から使用されている全6曲で、GⅡ以下は同一の楽曲を使用していました。新ファンファーレではこれらの刷新に加え、新鋭王座・新鋭リーグ及び女子王座・女子リーグの優勝戦・予選等(優勝戦以外)の各2曲、計4曲を新たに加えた全10曲となっています。
作曲はCMや映画音楽で名高い高橋千佳子、マツオカヒロタカ、延近輝之の3氏が担当。若者の感性に響く新鮮な旋律と、レースの幕開けを告げる期待感・高揚感が醸成される楽曲となっています。

SG優勝戦・予選等(優勝戦以外)のファンファーレは笹川賞競走で初披露されますが、その他のグレードのレースのファンファーレに関しては、6月1日以降に初日を迎えレースより全てのボートレース場で順次切り替えてまいります。

■レスキュー・ボート/ウェアのデザインを一新■
ボートレース業界ではイメージ向上のため、浜名湖ボートレース場において5月25日(火)から開催される「第37回笹川賞競走」より、レスキュー・ボート及びレスキュー隊員着用ウェアのデザインを一新します。

新デザインのレスキュー・ボートは赤を基調にしたカラーリングとともに事故発生時の視認性を向上させるため、従来からある操縦席天井部の1灯に加え、船首に1灯、船尾に2灯のパトライトを新たに装備しています。
見た目も頼もしく、各レースが始まる直前に水面に出て行くその姿は、これから始まるレースへの準備が徐々に整いつつあるといった期待感の高揚も演出いたします。

新レスキュー・ボート/ウェアはその他のボートレース場においても平成22年度中に導入してまいります。



■東京虎ノ門にボートレース・アンテナショップ「ていちゃんカフェ」がオープン■
BOAT RACE振興会は5月10日、ボートレースに対する理解や関心を高めていただくことを目的とし、東京虎ノ門の海洋船舶ビルにアンテナショップ「ていちゃんカフェ」をオープン、ボートレースに関する情報を発信してまいります。
●特徴
1階ではコーヒーやホットサンドをはじめとするドリンク/フードの販売とともに、「ていちゃんカフェ」オリジナルグッズも販売します。
2階のイートインスペースには大型モニターが設置され、全国24ケ所のボートレース場の主要レース中継や過去の名レース等のビデオを随時放映いたします。
また、「ていちゃん」がボートレースの楽しみ方やSGレースを紹介する壁面パネルをはじめ、パソコン等によりボートレースに関する様々な情報が入手できます。 
さらに、各席には飲食しながら関連情報を入手できる各種リーフレットを設置いたします。
3階の「オラレショールーム」には自動発払機のモックアップを3台設置し、小規模場外発売場「オラレ」を体感していただくことができます。

所在地:東京都港区虎ノ門1-15-16 海洋船舶ビル
営業時間:8:00~19:00
電話番号:03-5511-1888

■蒲郡周年は秋山が優勝■
5月16日、蒲郡ボートレース場で『GⅠ オールジャパン竹島特別 開設55周年記念競走』の優勝戦が行われました。①矢後剛(東京)がチルト3度で大外に構え、進入からもつれる展開。1M3コースから巧く差した秋山直之(群馬)がバック抜け出して先頭に、そのままリードを守りゴールしました。3連単は6-2-4で46,460円の好配当。
秋山は07年桐生周年以来、4度目のGⅠ制覇を成し遂げています。

■唐津周年は中島が優勝■
5月20日、ボートレース唐津で『GⅠ全日本王者決定戦 開設57周年記念』の優勝戦が行われました。スリット同体から上瀧和則(佐賀)が強引にまくる展開、ジカ内の古賀繁輝(佐賀)がそれに抵抗。イン太田和美(奈良)がひき波にはまる中、ズッポリ差し抜けたのが中島孝平(福井)。バック線で突き放し優勝を決めました。中島は08年桐生周年以来、3回目のGⅠ優勝を飾っています。

■BOAT RACE 江戸川で減音モーターを導入■
BOAT RACE 江戸川では、従来の標準モーターから2010年6月4日(金)よりヤマト301型(減音)モーターを導入します。


■訃報■
平成22年5月1日(土)若松ボートレース場第1レースに4号艇として出走した登録第3861号 岩永高弘(いわなが たかひろ)選手(B1級 長崎県出身 36歳)は、2周2マーク旋回後、ホームストレッチ直線航走時において、並行状態の5号艇と接触し転覆した際に心肺停止の状態となりました。
直ちに救急車で搬送され、福岡新水巻病院の集中治療室で治療を行いましたが、5月14日(金)午前6時4分に死亡が確認されました。なお、死因は現在調査中です。
レース中における選手の死亡事故は平成19年2月26日(月)住之江ボートレース場第3レースに出場して事故に遭った登録第4048号坂谷真史選手(福井)以来で開催当初から29件目となります。

謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

■最近の記録達成者■
通算1500勝達成 上瀧和則(佐賀)
通算1000勝達成 角谷健吾(神奈川)