ホーム > 研究ステーション > 2013年11月5日号

研究ステーション

2013年11月5日号

■プロペラ制度の一部変更について■
 
 このたび、一般財団法人日本モーターボート競走会では、下記のとおりプロペラ制度の一部変更をします。

1.変更内容
 平成24年4月よりボートレース場の各モーター1基につき2枚(ヤマト製、ナカシマ製の各1枚)配備するプロペラ制度を実施していますが、このたび、ナカシマプロペラ株式会社がボートレース用プロペラ事業から撤退することになったため、平成25年11月1日以後の日を初日とする開催よりヤマト製1枚での運用に変更します。

2.経緯
 平成25年8月下旬、ナカシマプロペラ株式会社より選手会及び競走会に対し、「プロペラ素材の十分な確保が困難な状況となり、種々対策を考えてきたが、代替案が見つからず、このたびボートレース用プロペラ事業から撤退したい。」旨の申し入れがありました。
 これを受け、選手会や競走会が主催して実施する会議で検討を重ねた後、上記の運用とすることを最終決定しました。

3.情報提供
 制度変更の運用開始日までの期間と映像装置等のシステム改修にかかる時間等を考慮し、お客さまへの競技情報の提供については、当面、従来どおり(「ヤマト変更なし」、「ヤマト→ヤマト(新)」)とします。

4.参考
 ナカシマプロペラ株式会社は、平成4年10月15日よりボートレース用プロペラ事業に参入

■平成26年1月(2014年前期)から適用の選手級別が決定~瓜生正義選手(東京)が勝率8.56で第1位■
 
 日本モーターボート競走会は、本日1日、平成26年1月1日~6月30日まで適用される「選手級別決定」《審査対象期間:平成25年5月1日~平成25年10月31日》を発表しました。
今期の勝率第1位となったのは、『8.56』を記録した登録第3783号:瓜生正義選手(東京)《2連対率 62.50%、3連対率 73.53%、事故率 0.00》で、3度目の勝率第1位に輝きました。
 また、女子選手の勝率第1位は、『7.29』を記録した登録第3435号:寺田千恵選手(岡山)《2連対率 51.15%、3連対率 73.28%、事故率0.00》となり、2期連続6度目の女子選手勝率1位に輝きました。
 各級別のボーダーライン及び所属選手数は、A1級6.23 (325人)、A2級5.36 (320人)、B1級2.90(747人)で、B2級は206人となっています。
 あわせて、出走回数に関して、選手責任外の失格や欠場(S0、L0、K0)が発生した場合については当該選手の出走回数から除外しています。

■登録第2988号鈴木詔子選手(東京)の死亡事故について■
 
 平成25年11月2日(土)ボートレース下関(オール女子 日本スポーツエージェントカップ 4日目)に出場予定の鈴木詔子選手(B1級 東京都出身 52歳)は、レース前の艇移動において(9時40分ごろ)揚降装置からボートを降ろし、エンジンをかけた際にボートが全速状態になり、岸壁に衝突し負傷。関門医療センターに搬送されましたが、本日、11時09分に死亡が確認されました。

 鈴木詔子選手の死因について、脳挫傷によるものと判明いたしましたので、謹んでお知らせいたします。

 競走参加中における選手の死亡事故は、平成22年5月1日 ボートレース若松に出場して事故に遭った登録第3861号岩永高弘選手(長崎)以来、競走初開催より30件目となります。